【WS】風門レヴュー inWGP金沢【大会レポ】

ご無沙汰しております。

東京会場が平日になり、自分の今期WGPは先日の金沢会場で終了となりました。

仙台会場にもトリオで出場しましたが、リアル事情でレポを書くタイミングを失いました。

組んでくれた友人には感謝しています、またよろしくお願いします。


今回は、金沢会場でネオスに出場したレポとなります。仙台もあっさり。

良ければ最後までお付き合い下さい。


1 使用デッキ(仙台編)

今回の後期BCFで意識したタイトルは、Fate冴えラブライブ青ブタの4つです。

実際は警戒すべきタイトルは他にもたくさんありましたが、特にマークしたのがこの4つ。

特に仙台会場直前に参戦した冴えの存在感は、自分の中でかなり大きいものでした。

このタイトルの参戦によって、リバースを要求する1対応はかなり価値を落としてしまったと思っています。


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それを踏まえて手持ちのタイトルを見て、最も自信を持てたのが扉電源けものフレンズでした。


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フリーやショップの手ごたえも悪くはなく、自信を持ったままトリオに持ち込み、いざ冴えとやってみたところ、

L1恵を返せるアタッカーが限られるため、相手の宝が強いまま

・相手ターンのL3のパワーが12000で止まりがちで、L3恵がきつい

などが発覚し、予選5回戦で扉宝冴えに負けてしまいました。


この構築だとFateや青ブタが擁する島風修羅場にも耐性が高くなく、ラブライブ静流応援の6500に首を傾げることも。

金沢までにL1相殺かまどの火でデッキを調整しようと思っていました。


2 使用デッキ(金沢編)

けものの調整も終わり、金沢まではレヴューの構築をしていました。

とりあえず、として組んだ扉3電源4門1レヴューをショップで回し、L3雪代の性能に目を輝かせたり、冴えの中学生にキレたり。


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そんな中、名古屋会場でレヴューが大活躍したという報を聞きつけたのです。

風対応のララフィンを使った風門レヴューでしたが、リストを見た自分は感動しました。


Fateや宝冴えの6500ラインに対する明確な回答

・ラ!静流3面にしっかり触れるL1のパワー

・13000を簡単に作れ、14500まで見れるL3のパワー

・デッキに大量に積まれた回復

コスパの良い詰め手段

・風とパワーの出るL2アタッカーで対電源も最低限以上にやれる

・直前に参戦するMemorySnowの電源メタにひっかからない


考えれば考えるほど、「これ握ってみたい!」と。


MemorySnowに関しては「勝ち抜くレシピにするのは時間がかかるだろうけど、シェアが多くて予選3回戦くらいまでは当たりそう」と思っていたので警戒すべきタイトルだと思っていました。

1点メタは少々やっかいでしたが、

・MemorySnow側にララフィンに対する回答が少ない

ヒールエミリアスバワールを、少ないコストで処理できる

このことから、L3レムだけ警戒していればおおよそ問題ないと踏み、レヴューで出場することに決めました。


これが、最終的に金沢で回したレシピになります。


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3 WGP金沢での戦績

1回戦 けものフレンズ扉電源 後 ○

けものの復讐。

1点メタがいるため、雪代に頼るゲームは難しいと判断し、L3ひかりを優先的に回収。

2/2に対抗するためのつかさ、早出しL3に対応するためのやちよも拾いながら、盤面をしっかり作っていく。

対面がカワウソパンプを失敗し、盤面がこちらに傾いたところで、ダイレクトがバンバン入って勝利。

赤発生に失敗してプランが崩れかけたので助かった。

2回戦 ラブライブサンシャイン扉電源 後 ×

1/2/8500を電源から立てられ、序盤がやや苦しい戦いに。こちらはあるるでなんとか触っていく。

聖剣曜つかさで返したところで相手が雪代のケアに入って全チャンプ。全キャッチ。3-4。やばい。

L3ひかり雪代で回復するもこちら3-2。武蔵で終わったと思ったら3-6で耐える。

3-1の相手の山に対して雪代2面+真矢でカチ込むも、3-6で止まり敗北。

8/11を拾えなかった悔しい敗戦。

3回戦 リゼロ本門(MemorySnow) 後 ○

案の定当たったメモスノ。

L1でララフィンがしっかり盤面を作り、L3エミリアの早出しもやちよで処理。

対面のキャンセルも奮わず、レムに回すストックを溜める余裕を持たせず無難に勝利。

4回戦 レヴュー電源門 先 ×

この試合はなかなかひどいものでした。プレミ3発をお送りします。


まず1つ目、第1ターンから。初手に真矢を引けていて、とても晴れやかな気持ちで殴る。右端で。

楓移動に踏まれてあえなく1アド献上。幸い対面がもう1パンしてくれたため両断ななが機能し、試合崩壊まではいかないも、相手に序盤からかなり楽をさせてしまう。


L1ではララフィン連動2面+2000拳1枚を確保し、試合の流れを引き戻す。

ここら辺のタイミングで相手のCX構成がL3まひる電源と雪代門、真矢クロ門の混成であることを理解。


ここで2つ目。ダイレクト面が2つ貰えること+ララフィンが2面生存することに釣られて、L1のタイミングで2000拳を投げてしまう。


たぶん、これが一番大きなプレミだったと思います。

相手はまひる対応を門から拾っていましたし、L1の枚数を絞り、L2から本気を出していくデッキタイプであったのは明らかでした。

こちらはつかさ2000拳で守りながらストックを貯めて、L3ひかり等を絡めて勝負しないといけないゲームでしたね。

盤面は崩壊しましたが、山が耐えたり風でまひるを除去してくれたり、何とかゲームになっていました。


そして3つ目、L3のこの盤面。

相手は4000拳集中から回収している状態。

相手が雪代の後ろに置いておらず、「ん?2面連動いけるのか?」と思ってしまいました。


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しかしこれ、よく見ると絶妙に数値が足りない。

雪代を割るには手札の集中も盤面に置き、起動パンプ2つと2000応援の15500を要求されています。

しかし、それをすると、1/1ララフィン4000拳起動500の上から踏めなくなる。

パっと見て「いける!」と思ったプランが成立していないのに気付き、試合時間も少なかったためとても混乱しました。

結局自分が作った盤面はこれ。雪代4000拳を打たせ、1/1ララフィンは踏もう、という盤面です。


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しかし、どうせ2面割れないのは確定しているため、この盤面だと生存する雪代のパワーを2000損していますね。正解は2000応援を右に置いて、13500の雪代を構える、になるでしょう。

相手は真矢クロ対応を貼ってきたので結果的には雪代は生存していませんが、プレミはプレミ。ここでしっかり反省します。


返しの真矢クロ連動を4キャンし3-5で耐え、クロックドローから真矢をツモ。

真矢で風を捲ってまひるをバウンス、3-1の相手に2-2-2でリーサル打点を作りましたが、ラスパンをしっかり止められ返しで敗北。

こうしてWGP金沢は、2-2で終了となりました。

4 終わりに

今回の金沢は、4回戦に全てが詰まっていました。

まずは、対面の冷静な雪代ケアに脱帽。雪代+起動パンプから生まれるラインをしっかり理解して盤面を作る、そういうことを丁寧にできる人が「強い人」なのでしょう。

事実、その方はそのまま抽選枠まで勝ち残られたようでした。「同じ土俵に立つ」ことを目指して精進。


また、どのラインまでなら雪代対応を通せるのか、どんなデッキに対して誰を守ればいいのか、をちゃんと理解もしないままでいた自分に気付くこともできました。

とてもいいデッキです。発明してくれた先人に感謝。もっと練習して使いこなせるようになります。



デッキの採用理由などは書くにはまだまだ理解不足だと思うので省略。

纏まりませんが、以上になります。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

ほんとにこのゲーム楽しいですね。