ご無沙汰しております。はじめましての方ははじめまして。
私事が結構ドタバタしているので、前置きetcはカットしていきます。略称等もあるかと思いますがご容赦下さい。
画像は公式、もしくはUtoolさんからお借りしております。いつもありがとうございます。
1 デッキレシピ
画像の通りです。レシピのみ興味があるという人はここまで。
2 各種採用理由
2種類の即時スタンド電源連動を採用。
従来の8電源が得意とする、電源側が先上がりすることであらかじめボードを作って迎え撃つ戦術をとることも可能だが、真価は相手が先上がりする展開でも2/2が速やかに相手の1/0を処理しながらボードを奪うことができる点。
星杏がソウルを振りつつ、2/2がソウル2で殴るため、ほぼ1000/1を貼ったような打点を作りつつ強力なボード(相手は1/1も2/2も残したくないため処理難度が高い)を押し付けることができる。
そのため、連動が成立するゲームはこちらが先上がりすることを意識する必要はあまりなく、両断を採用し序盤のゲームテンポとストック量を意識している。
また、手貼りした電源から出すキャラは前列に置くことが多く、星杏で電源がトリガーするかどうかが分かりやすいため、後列専用キャラを運用しやすい。
今回は、詰めの火力がほぼ皆無であるため、クロックドローをなるべく早期のうちに破棄し、相手と打点差、キャンセル差を作る必要があると判断し、共鳴ルックを採用。(早出しをするゲームはL2でクロックドローするため、L1から破棄を視野に入れることもある。)
また、連動の有無によって後列を空けるか否かを選択できる点、手アンを持たない前列キャラを再配置できる点を評価して身代わりを採用。
最後に、前列キャラの展開に消費するストックがやや少ないため、そのストックを追加ターンに還元できるソウル減イベント。
L2から打つことができる(このデッキはL3から解禁される行動が少ないため、L2からL3に上がる利点も多くない)点、身代わりを要する点もこのデッキと相性が良い。
下だけでなく上にも電源を採用している理由は、L2以降は早出しで応援、電源で真乃を展開して、コンセプトを継続させるため。
また、L1の連動ターンに電源をトリガーして2/2や1/1をさらに配置し、盤面をより強固にすることが狙い。
3 デッキレシピの変遷
第一案。
大量の1/1手アンが採用されている。これは、1/1連動を手札に抱えながら1/1手アンをマリガンやコンソールで捨てることで、L0の電源を無駄にしたくなかったため。
しかし、連動が成立すると前列が2つ埋まるため、1/1手アンの価値があまり高くないと感じ始める。
第二案。変更点は2000拳→絆のみ。
・星杏に確実にアクセスしたかった。
ないと連動が成立せず、コンセプトが崩壊するため。
・星杏を2枚抱えたかった。
星杏で山上を確認してから共鳴ルックをして拳や身代わり、横入れ替えなどにアクセスしたいため。
また、早出し条件のためにクロックに叩いても1枚温存するため。
なぜ拳を抜いたのか、その真相は謎に包まれています。調査隊準備中。
第三案。
いよいよ1/1手アンを抜くことを決意。
連動の再現性を高めるため(自傷手段、パーツ集め)にオカ研を採用。トップチェックも申し分ない強さ。
その他、コンソールの枠を犠牲にして早出しやオペトル、星杏、拳等を追加。
ここら辺でオペトルの強みについても理解し始める。後述。
第四案。
デッキを回してくれた友人に、「星杏で見つけたイベントに触るためのコンソールいないの問題じゃね」と突っ込まれる。
クロックドローの早期破棄を狙うくせにイベントに触るための手段をデッキから減らしていた矛盾。全くその通りだったのでオカ研と変更。
両断が機能しないゲームではオカ研のコストを用意できず、ノイズも感じていたため非常にありがたい意見だった。
(よーく見ると第三案、絆がないと手が切れません。よく2/2出せていましたね自分…^^)
同じ友人から拳についても突っ込まれる。
思い出拳でなく35拳である利点について、パワーライン上での理由は自分の中で特になかったため、それもそうだ、と思い出拳にシフト。
こうして現状のリストに。
4 触れなかったカードについて
始めてみた時は「なんでフロント1500じゃないんだこいつ」とキレていたカード。
いや早出しキャラなんだから前列で仕事してほしいじゃないですか…。
いざ運用してみると、盤面補強系のカードであるにも関わらず早出しもすることができるため、必要なゲームでL2のボードに置くことが容易であり、このカードだからこその強みを感じることができた。
また、身代わりはこのカードを輝かせるために採用したカードでもある。早出ししたターンは前列で殴り、返しで踏まれても身代わりで生存した後、後列に逃がしてエリア1500を撒く。
真乃多面を阻害せずに応援ができ、両端の真乃にパンプが入る都合上、強力なエリアパンプを搭載していないデッキに対しては真乃の生存率が高くなる。真乃は全滅しない限りは再展開が望めるため、エリアパンプは非常に相性がいい。
そんなこんなでいつの間にか頼っていたカード。
仕事量が多い身代わりや横入れ替え、拳、コンボパーツである1/1や星杏、間接的にL3にアクセスできる絆など、重要なパーツにまとめて触ることができる。
特に1/1に触れる点が大きく、マリガン時点で1/1を捨てるハードルが低くなる。
(マリガンで捨てた1/1は、別の1/1、オペトル、引いた電源、トリガーした電源で補充することができる。無理をすれば絆。)
デッキ内のコンボパーツの総枚数を増やすことで1/1をマリガンできるようにし、連動の電源や両断を手札に加えながらゲームができる確率を上げる。結果的にゲームプランが安定しやすくなるようにした。
共鳴ルックとオペトルしか山削りを採用していないため、本来の用途(?)である山削りとしても重要。オペトルから共鳴ルックにアクセスで1コスト6枚削りであり、緊急用としては十分な量。
手アンでなくこちらを選択したのは、前列に即投げする都合上、無償生存の可能性が少しでも高い方が良かったため。
また、星杏が電源の有無を確認するため、事前に配置した後列が無駄になりにくいデッキ特性もパンプ条件と高相性。
手を捨てた(拳も含む)生存でもいいなら手アンの方がいいが、応援込み11500という数値は他の電源(デアラ、かぐや)に対する大きな利点になり得るため、今回はこちらを採用。
・2/2十香10500は集中or星杏のパンプ1つで同値、手アンの場合は2つ必要。手アンの場合は2000応援+集中の13000でも2000拳圏内。
・2/2優に1000/1+フィレスパンプまでは2000拳圏内。
身代わり配置前提であるなら同値までは有利であるため、相手に求めるラインはある程度高い。
逆に言えば身代わり配置ができないと苦しいのも事実であるため、ここについてはもっと回数を回して良し悪しを判断したい。
お世辞にも強くはない。
それでも、平パンデッキが詰みやすい彗星に対して対抗手段を持っている点や、テキストがデッキコンセプトに一致したものである点、ちゃんと回復できる点など、諸々評価すればさすがにエース。
弾ける笑顔が素晴らしいですね。むんって言いながらバーンとソウルぶつけましょう。
5 さいごに
どうせ記事にするならリンクとか付けながら丁寧にやる主義(笑)だったんですが、用意できる時間もじわじわ少なくなってきました。
しかし、それが理由で旬を逃し、記事を書くのをやめてしまうのも勿体ないと思ったため、殴り書きで書いてみたのがこれです。
変遷でも触れましたが、こんなご時世でも自分とWSやってくれる、ツッコミ入れてくれる友人が周りにいます。この環境には本当に感謝しかなく、このデッキも彼らの手助けによって煮詰まってきました。これからもよろしく。
余りがちなパーツで組めるので、ぜひ一度回してみてください。特に8電源好きな方にはぜひ弄ってみてほしい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。